サービス内容黒字経営の事業者様へ〜相談したい気持ちに応えます〜

補助金はメリット・デメリットを比較して利用していますか。

補助金は全ての人に歓迎されているか

 補助金が出ると聞けば、普通はだれでも利用したいと思うことでしょう。書類一式を作成するだけで、返還が不要なお金を手に入れることが出来るからです。しかし、一部の経営者は利用しない方が良かったと言っています。これはなぜでしょうか。

管理コストが予想以上にかかる

 例えば、メジャーな補助金であるものづくり補助金を例にとると、一連の手続きは以下のようになります。まず、公募期間中に申請書類を作成し、当局の審査によって採択の可否が決まります。その後、業者への発注・支払いを終え、関連書類をそろえて当局に送付し、検査後に補助金が入金されますが、これで終わりではありません。その後数年間は関連証憑を保存しなくてはなりません。これら一連の手間が非常に煩雑のため、一部の経営者は補助金を利用しなかった方が良かったと言っているのです。

 しかし、いくら手間がかかるといっても、書類だけで多額のお金をもらえるというのはやはり大きな魅力ではないのかという意見はあると思います。確かにその通りですが、それでも利用すべきではないケースも多々あります。

自己負担分やランニングコストもばかにならない

 補助金が出るのは対象となる総費用の一部であり、残りの部分は会社の自己負担です。そのため、事業を遂行する上で、本当に必要なものであるかを吟味しなければなりません。中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業による補助金(通称、「グループ補助金」)の例を取ります。震災により、復旧のための設備資金のうち、4分の3が補助されました。対象となる設備には非常に古く、その一部にはもう使っていない設備もありましたが、補助金が出るからという理由で申請をしたとします。事業には当然不要となるわけですが、購入資金の4分の1だけでなく、稼働していなくとも、固定資産税がかかったり、必要なスペースを埋められたりしてしまうことになります。つまり、資金は流出するのに、事業に貢献していないのです。これは極端な例かもしれませんが、私が実際に見た事例です。

ご利用は慎重に

 本稿では補助金のデメリットとして、書類の作成および管理コストと、自己負担分及びランニングコストについて挙げました。実際のケースにおいては、違う視点も必要となってくるかもしれません。いくら補助が出るからといっても大きな買い物です。安易な利用は控え、専門家にアドバイスを求めるなど慎重に利用しましょう。

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